これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

ソフトウェアの見積り

今日もamazon:ソフトウェアプロジェクトサバイバルガイドから。
見積りの不確実性について述べている箇所がある。
要求定義の段階での見積もりには、-50%〜+100%の誤差がある。ユーザーインターフェースの設計が完了した段階(つまり要件の詳細について把握できた段階)での見積りでは、-45〜75%。システムのアーキテクチャ設計が完了し、最初のイテレーションを終えた段階では-20%〜+30%。スケジュールの85%が費やされた段階でも、-5%〜+5%の誤差がある。とんでもねー誤差なわけだ。McConnellたん曰く、「プロジェクトの初期段階では、予算とスケジュールを厳密に設定するか、機能要求を厳密に設定することはできるが、同時に両方を厳密に設定することは無理である」。激しく同意。ちなみに、同書においては、イテレーティブに開発を行いながら、節目節目において見積りを見直していくことを提案している。