これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

思索

全ての成果は人を介してやってくる

前回、他の人と良い関係を築くためには「信頼関係(ラポール)」が大切だと書きました。 信頼関係を築くポイントの1つは、自分自身の在り方です。 自分で自分のことを満たすことができてこそ、聴く力を有効に活用し、相手を理解することに繋がります。 相手…

ラポール(信頼関係)の持つ影響力の大きさ

人と繋がる力は、世界を変える力に等しいです。前回の記事お伝えしたように、自分の個人的なWHYを見つけ、明確に表現した時、それに共感する人があなたの周りに集まってきます。 想いを共にする人たちとの繋がりは、思いもよらぬところで、あなたを支えてく…

Start with WHY :なぜ私たちに"理由”が必要なのか?

自分で自分を満たす事によって、心の足取りが軽くなります。 いままで何でこんなことで悩んでいたんだろう、と思えます。 いえ、正確には悩みは尽きないのですが、悩みの質が変わります。 自分で自分を満たすことができたら、次はあなたの外の世界に影響を与…

幸せの総量が増えるように、影響を与えよう。

インサイド・アウトの原則に従い内面を変えることができたら、次は自分の外の世界に影響を与える番です。 周囲の人とより良い関係を築いたり、欲しい成果を手にするためにビジネスプランを実行したり、やりたいことはたくさんあると思います。 行動が直接結…

すぐに行動する人になるための6つの能力

簡単に行動できるようになりたい、と考える方は結構いるんじゃないかと思います。 すぐに簡単に行動できる人と、いちいち行動にブレーキがかかる人の違いは、心(思考)の在り方にあります。 行動にブレーキがかかりやすい人は、そうなってしまうような心理…

人生の海に航海に出るためのコンパスを持とう!

次の4つを実践できるようになると、次第にありのままの現実や自分を受け入れるための、"心の柔軟さ"が手に入ります。 時の支配から自由になること 自分の思考と感情の分析家になること 真実を見つけ、積極的に受け入れること 自己を押し込めたフレームを超え…

私たちはなぜ過去に苦しみ、未来に怯えるのか?

いきなりですが、時間とは何でしょうか? 私たちは時間というものを、何となく理解しています。 そのおかげで、明日のことや昨日のことについて、混乱することなく考えることができます。 そのおかげで、過去に経験したことを今に活かしたり、未来に起こりそ…

「自分らしさ」と「人の役に立つ生き方」を両立させるには?

自分らしい生き方と、人に役立ち喜ばれる生き方を両立させている人には、いくつかの特徴があります。 例えば、次のような点です。 力が無いと貢献できないことを知っている 先に人を喜ばせようとする 見返りは既に得ていることを知っている 批判を受けること…

自由に人生をデザインする6つの能力

僕が自分自身の心地良い状態を考えた時、それは、 『心の足取りを軽くして、 自由に人生をデザインできること』 だと考えています。 歯を食いしばって努力するでもなく、情熱にガンガン自分を後押しさせるようなものでもなく、こっちに行きたいと思ったとき…

7つの習慣「インサイド・アウトの原則」は絶対。

かの有名な書籍「7つの習慣」に、インサイド・アウトの原則についての記述があります。 インサイド・アウトとは、 まず最初に自分の内面を変化させること それから自分の外側に影響を与えること という原則です。 この順番は、逆にはなりません。 何故なら、…

人の幸せとは何か?もっと幸せを作り出すには?

「幸せ」とは何でしょうか? 幸せについて理解することは大切です。 例えば、幸せについて分かっていれば、恋人やパートナーが何を望んでいるのか理解しやすくなります。 顕在化した欲求に直接応えるのもいいですが、本当はこの欲求を満たしたいのか・・・と判…

本当の自分の生き方を見つける方法とは?

「自分を信じはじめた、その瞬間に、 どう生きたらいいのかが分かる。」 ゲーテの言葉だそうです。 この言葉に出会った瞬間に、ビビッときました。 多くの人は、自分の純粋な想い・願望を信じられないでいるのかもしれません。 信じられないから、他に基準を…

いつでも好きな感情や想いを引き出すには?

Facebookの友人、Aさんのつぶやきを見ていると、時折、 「幸せだなぁ・・・」 「あぁ、きょうもありがとうございました。」 というコメントが出てきます。 そんな時、決まってAさんはJRのとある路線乗っているようです。 Aさんは会社の経営者ですので、ぶっちゃ…

ハートに火を付けろ!(「死ぬ前に後悔する5つのこと」を読んで)

しばらく前のことですが、Webである記事を読みました。 ナースが聞いた「死ぬ前に後悔する5つのこと」という内容の記事です。 緩和ケアに携わったオーストラリアのナースが聞いた、患者さんが語る後悔だそうです。 気になりますよね。 みんな、死ぬ前に後悔…

自由な生き方を実現する2つの指針

自由に生きたい。 これは誰しもが思うことではないでしょうか。 私も自由に生きたいです。 ところで、この自由には2つの意味があると思います。 1つは、あまり良い意味ではありません。 目の前の壁や面倒なことから逃げるために、自由という言葉を使うことで…

結果を出すプランニング:行動する前から結果は決まっている

行動は何らかの結果をもたらします。 上手くいくこともあれば、上手くいかないこともあります。 上手くいって、結果に心地良さを感じることができれば、私たちはその行動そのものに喜びを感じるようになります。 そんな行動が増えていけば、必然的に人生は楽…

気持ちを素直に表現すると、良いことあります。

最近・・・というかここ1年くらいでしょうか。 変化というものをより感じるようになりました。 1年ほど前と今とでは、付き合っている人も違えば、自分自身の思考も、学びの傾向も全く違います。 先に自分の思考が変わったのか、それとも付き合う人が変わったの…

悩みの悪循環から抜け出す『受け入れる力』

前回の記事で、問題には次の2つの側面があります。 自分の外側で実際に現象として発生している問題 上記に関連した、自分の内側で起きている「感情的」な問題 そして、私たちが解決したいのは、後者の感情的な問題の方です。 極端な表現をすれば、 『自分の…

問題解決が先送りになってしまう心理的理由とは?

行動の正しさについて、絶対的な基準はありませんが、私が「不適切」と表現する時、それは主に逃避行動・回避行動を指しています。 逃避や回避を繰り返す場合の傾向として、『先々、行き詰まった状態を招きやすい』というものがあります。 実質的な問題の解…

占いを信じてもいい。上手く活用できるなら。

血液型占いってありますよね。 実は血液型って、私たちの性格に影響を与えます。 といっても「間接的に」ですが。 例えば、A型の人は○○だよね〜、B型の人は〜・・・という会話って、あちこちで聞いたり、言われたりします。 日本の社会は、血液型にもとづい…

自分を変えるきっかけは、常にあなたと共にある

他人や出来事に感情が乱されてしまうと、さも自分の外に問題があるかのように捉えてしまいがちです。 不安、苛立ち、怒り、孤独、焦り、無力感、失望感・・・。 様々なネガティブな感情があります。 これらは、何かの出来事や他人の言動によって引き起こされる…

壁にぶつかった時、自分をどう変えるかが岐路になる

以前の記事で、ネガティブな人ほど成長できる、とお伝えしました。 これはネガティブな感情をきっかけにして、自分の中を掘り下げていけば、自己を変革する何かが見つかるということです。 このことは、私たちの生き方のヒントにもなります。 もし、あなたが…

「当たり前のことを当たり前にやる」が難しい理由

行動分析学の創始者B.F.スキナー博士曰く、 「人は過去、好子(こうし)を得た行動を、 いままさに実行せんとするとき、生きがいを感じる」。 これは私の大好きな言葉で、わかりやすく表現すると 今までの人生で喜びを感じた行動をやろうとするとき、 再びそ…

ネガティブな人ほど、成長の機会がたくさんある。

実はネガティブな人ほど成長できるのですが、知っていましたか? 私たちが感情を感じる場面は、大きく分けて2つしかありません。 1つは「何か出来事が起きたとき」です。 発生した出来事の内容に応じて、私たちは感情を感じます。 ちなみに、実際に起きた出…

自分らしい働き方の為に、最初に考えること。

私は、関わる人に「自分の歴史が喜ぶ生き方」を作って欲しいと考えています。 あなたの生きてきた歴史が語りかける、あなたが心から喜ぶ選択で、あなたの人生を満たして欲しい。 そんな行動を積み重ねながら、あなたの新たな歴史の1ページ1ページを書きつづ…

先延ばしの克服につながる、はじめの一歩。

前回の記事で、 先延ばしの結果として嫌な出来事が起こると、その解消には困難が伴う ということをお伝えしました。 なぜ困難なのかというと、現状にも痛みを感じるが、行動することにも痛みを感じるという、そんな進むことも、戻ることもできない、行き詰ま…

先延ばしの悩ましい弊害

私たちには多くの場合、次の2つの選択肢があります。 不快な体験から逃避、回避する 状況に応じて適切に行動する 過度な逃避・回避の行き着く先は、"人生の行き詰まり"です。 この逃避、そして回避について少し書いてみたいと思います。 逃避・回避には2つの…

承認欲求を動機とする場合は、注意しましょう。

痛みから何かを始める場合、注意が必要です。 痛みとはこの場合、満たされていない感情的欲求を指します。 例えば もっと人から認められたい、賞賛されたい もっと自信が欲しい 等は、それに該当します。 承認欲求等を動機をするのが悪い訳ではありませんが…

行動からその人の性格や人柄を判断できるか?

さて、今日お伝えしたいことは「行動と評価」の関係についてです。 私たちが相手の性格や人柄などを認識するとき、その人の行動をみて、まずはその行動自体を評価します。 例えば、 前から歩いてきた人を、突然殴る という行動を見たとき、あなたならこの行…

一歩踏み出す勇気を作る想い、志。

前回の記事で、感情をコントロールすることは、時に先延ばしと同じことになってしまう、と書きました。 目的から外れた感情のコントロールは、本当に先延ばしに似ています。 先延ばしって、「先延ばしした瞬間」は感情的に楽になるんですよね。 嫌なことがあ…