次の4つを実践できるようになると、次第にありのままの現実や自分を受け入れるための、"心の柔軟さ"が手に入ります。
- 時の支配から自由になること
- 自分の思考と感情の分析家になること
- 真実を見つけ、積極的に受け入れること
- 自己を押し込めたフレームを超えること
現実をそのまま受け入れられるようになると、逃避行動、回避行動が減ってきますので、人生に対して影響力を持ちはじめます。
積極的に行動するための準備が整うと言ってもいいでしょう。
こうなれば、悩みの底無し沼でもがき続ける時間は終わりです。
指針たるコンパスを片手に、人生の海へ、航海のスタートです。
行動するための準備が整ってくると、今度は「生き方のコンパス」を持っていることが大切です。
どのような生き方をすることが、自分の人生の豊かさにつながるか知っていることは、目先に囚われない、行動する力が得られます。
生き方のコンパスを見つける方法は幾つかありますが、私が一番良く使うのは、過去を掘り下げていく方法です。
過去の充実した体験などを洗い出し、その体験に潜む喜びポイントを見つけてください。
私の場合は、生き方のコンパスを3つのキーワードにしてあります。
- 探究
- 発見
- 伝える
私の個人的な喜びは、興味のあることを探究していき、そこで得た発見を形にして、みんなに伝えることです。
いま、このブログを書いているのは、まさに発見していることを伝えようとしていますので、私にとっては、とても楽しい作業なんです。
セミナーや個人レクチャーも大好きです。
この傾向は、以前の仕事でも、あるいは趣味でネットゲームをしているときも同じでした。
私は、このコンパスに従って行動すると、その先に喜びが待っていることを知っています。
多少の苦労はあっても、それ以上の見返りがあります。
ですから、やる気がほんのちょっとしか出てこない時でも、行動することができるんです。
ここ、ポイントです。
"やる気がほんのちょっと"でも、行動できるんです。
行動に関するよくある失敗は、
気分が良くなるまで行動するのを待ってしまうことです。
これでは、たまたま気分が良い時でないと行動できません。
実態は、この逆です。
行動することで、次第に気分が乗ってくるんです。
気分が良くなるのを待つ必要はありません。
コンパスに沿った行動が、やる気を連れてきてくれます。
それを何度か体験すると、待ち続ける方が苦しい時間が長く続き、寧ろ、行動すれば快適な状態が得られることを実感します。
この実感を得ることが、私たちの行動力の源となるのです。
- 生き方のコンパスを持つこと
- コミットし、行動することを楽しむこと
冒頭に挙げた4つに加え、この2つを実践することができれば、
『心の足取りを軽やかに』
して行動することができるようになります。
肩の力が抜けた、楽で自由な生き方が手に入ります。