これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

人生は論理的には作れない

もし、あなたが本当は天使だとしたら、この世で何をするために、わざわざ人間として生まれてきのでしょうか?


「なに言っちゃってんの?w」と思った、そこのあなた!
そんなあなたにこそ、読んで欲しい本があります。


私はプロコーチとして活動していますが、クライアントの願望を引き出すために、「思考の枠を外す質問」をすることがあります。
例えば、

  • 絶対失敗しないとしたら、1年後に何を実現していたいですか?

とか

  • 魔法のランプが目の前にあって、1つだけ願いを叶えることができるとしたら、どんなことを叶えますか?

などです。
なんでこんな質問をするのかというと、それはクライアントに新しい視点を獲得してもらうためなのです。


ともすると、私たちは現在の延長線上で未来を考えがちです。
年収450万くらいのサラリーマンに、「5年後、どんな仕事がしたいですか?」と聞いても、おそらく今の経験や業務を踏まえての答えが出てくるでしょう。
例えば、「そうですね〜、出来れば課長くらいになって、部下を15人くらい持って、750万くらいの年収がもらえるといいですね〜」という感じです。
別にそれが悪いわけではありません。
その未来に心からの幸せを見い出せるなら、人生をより良く生きるための十分な動機となるでしょう。


しかし、次のような質問をしてみると、全く違う答えが出てきたりもします。

  • もしあなたに双子の兄(姉)がいて、今日までは全く同じ人生を歩んできたんだけど、明日から兄は理想的な人生を歩み始めます。5年後の兄は、どうなっていますか?

突飛な質問ですよね。
でも、自分のことではなく、兄(姉)のことになった途端、夢のような人生を語り始めるから不思議です。
遺伝子も、これまでの経験も全く同じという前提なのですが。
この質問は、「できない自分」を忘れて理想のみを考えてもらいたい時に使ったりします。


このように、普段ではありえない視点から自分の人生を見直すキッカケを、突飛な質問によって作り出しているわけです。
ここまでは何となく納得いただけたでしょうか?


さて。
次に聞いてみたいのは、あなたは普段、自分が天使であるかのように物事を考えたことはありますか?


大抵の人はNoだと思います。
私もNoです。
でも、だからこそ、こういった視点でものごとを考えてみるのは、新しい発見があります。
特に、普段論理的に考えることが多い人にとっては、新鮮な世界が広がっていると思います。


では、具体的にどんな質問をすればいいのか・・・。
1つの方法は、腕の良いコーチのコーチングを受けることでしょう。
きっと、様々な質問をしてくれます。
ただ、高い。


もう1つの方法は、書籍を使ってセルフコーチングをすること。
そのためにうってつけの本があります。
(ああ、やっと本の紹介まで辿りつきました^^;)


実方さんという、めっちゃくちゃ腕の良い女性のコーチが書いた本です。
実方さんは、ご自身のコーチングセッションの中でも、天使というキーワードよく使います。
何度か拝見させていただきましたが、クライアントさんの変わり様に鳥肌の立つ思いをしました。
これはすごい、と。


そんな実方さんがコーチングの中で実際に使っている質問が、この本には散りばめられています。
リラックスしてゆったりと時間をとった上で(ここ重要)、この本を読みながら天使の質問に答えていくと、きっと新しい自分の人生が見えてくると思います。


なんだか、どうも生き生きとした人生を送れている感じがしない・・・
これからどう生きるべきか、迷いがある・・・


そんな方は、一度、この本を手にとってみることをお勧めします。



ちなみにAmazonキャンペーンもあるらしいです。
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