これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

悪循環は循環あるだけマシかもしれない

悪循環は、良くない状態が次の良くない状態につながり、巡り巡って最初の良くない状態を更に悪化させる、というものだけど・・・。
もしかしたら、悪循環は循環しているだけマシかもしれないなぁ、と思った。
状態同士が作用しあう経路はあるんだから、そこに何を流すのかって話じゃなかろうか。良くない状態には、それに対応するように良い状態もある。悪循環のどこかで、その良い状態が流れるようにすれば、自然と好循環が生まれたりして。
さすがに組織レベルになると、良い状態を作りだそうにも、悪循環下においては、人の目指す方向がバラバラすぎて難しそうだけど。でも、個人や数人のチームレベルなら出来そうだ。


ちょっと手順を考えてみよう。

  1. いま良くないなぁ、と思うものについての悪循環の経路を把握
  2. 改善しやすそうなところ×効果の高そうなところで分類し、ターゲットを決める
  3. 必要なリソース(時間・予算・知識・エネルギーなど)の把握
  4. アクションプランの作成
    • リソースが足りているなら、ゴールへ向けてタスクの細分化
    • リソースが足りていないなら、それを確保するための行動をリストアップ
  5. 実行し、適宜プランを修正

こんなとこかなぁ。


あと循環経路の構造って、階層構造をしているような気がしてきた。大きすぎて手に負えなければ、細分化してみるといいのかも。
うん。現状把握の手段として、悪くない気がしてきたっていうか、あれ、これって5whyによる問題分析に似ている気がしないでもないなw