去年は会社に居た頃のようにタスクが入り乱れてシンドかったのです(・ω・`)
個人事業主というのは自分が手を広げたら広げた分、やることが多岐に、しかも平行して増えていくものですねぇ。今年は予め「やらないこと」を決めたのでマシになるとは思いますが、それでも行動を支援する仕組みを持っておきたいところ。
そんなわけで会社員時代に熱中していたタスク管理熱が再燃してきた次第。となると、やっぱり基本に立ち返るためにGTD(Getting Things Done)ですよね。
ひとつ上のGTD ストレスフリーの整理術 実践編 仕事というゲームと人生というビジネスに勝利する方法
- 作者: デビッド・アレン,田口元
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2010/11/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 12人 クリック: 209回
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GTDを忠実に実行してみようと思うのです。
昨日、やることリスト100を作ったら、「行動するための信頼できるシステムを持つ」という項目が燦々と輝いて見えて、僕の注意を惹きつけて止みませんw
今日は一日、ほぼずっとこのための作業をしてしまいました。
現状の僕の問題は、主に次の3点です。
- 発生した「気になること」を捉える仕組みがない(InBox不在)
- 期限とかやるべきことの一部はGmailとカレンダーでかろうじて管理しているものの、それ以外は基本的に頭で覚えている状態
- 活動が停滞した時に時々ノートなどを使って整理はするものの、活動全般を整理するプロセスが不在
まさにストレスフル!(・∀・)
こことは基本に立ち返って、GTDを忠実に実践してみることにしました。実はGTDを忠実に実践したことって、ないんですよね。自己流の手法を編み出したいという欲求に負けて、結構あれやこれやとアレンジしていました。
というわけで、今日は冒頭にあげた本の内容を、どう具体的な形に落とし込めるかを検討していた次第。下記の記事なんかも参考になりました。
でも、OmniFocus高いしな〜。まずはGTDのプロセスがちゃんと回るか確認したかったので、OmniFocusの購入は保留です。代わりにWunderListを使って、似たようなことができないか考えてみました。
Wunderlistを使ってGTDのプロセスを形にする。
ショートカットキーで入力できるのが嬉しい
WunderlistならMacアプリもiPhoneアプリもあるし、Macからだとショートカットキーですぐに気になることを入力できそうです。当面、発生した「気になること」は全てWunderlistの未決箱(InBox)に入れることにします。
望ましい結果と次に取るべき行動
で、GTDのプロセスに従うと、InBoxに入れたものに対して「見極め」をすることになるのですが、それはつまり気になることを
- 行動すべきもの
- 行動する必要のないもの
に分類することであり、更に行動すべきものについては、
- 望ましい結果
- 次に取るべき行動
を書き出すことになります。
望ましい結果にはレベルがあって、人生の目的だとか、ビジョンだとか、プロジェクトだとか…そんな風に分類することになります。
次に取るべき行動は、まさにアクションのことになるわけですが、これがまた大きく2つに分かれます。
- 日時が決まっている行動(スケジューリングできるもの)
- コンテクストごとの行動、つまり、条件が整ったときにやれる行動(電話とか、パソコンとか…)
前者は普段使っているGoogleカレンダーに書くことにして、後者はWunderlistのリストを使って分類することにしました(※僕は個人事業主で事務所と自宅が一緒なので、「職場」というコンテクストがありません)。結果、こんな感じに。
望ましい結果と次に取るべき行動が、リストとして完全に分離しているのが意外でした。多分、運用としては望ましい結果を記述しつつ、それに対応する行動をGoogleカレンダーやコンテクストごとのリストに書いていくことになるのかな。
どんな感じになるかは、ちょっとやってみないと分からないですね〜。
あと、1.5プロジェクトのリストは、現在、取り組んでいる最中のプロジェクトの一覧になるようです。ここで現プロジェクトの全貌を見渡せるようにするんですね。へぇ〜ってなもんでした(・∀・)
で、プロジェクトに関連した行動は、Googleカレンダーに記入するか、コンテクストごとのリストにごちゃ混ぜになる予定。
保留があるのが嬉しい見極めプロセス
次に行動する必要のないものについてですが、これも基本に忠実に、次の3つに分類できるようにしました。
- 自分にとって意味のないもの
- とりあえず保留
- 資料として価値あり
保留があるのはいいですね〜。気になってるけどすぐにどうこうするものでもない…という場合は、とりあえず保留に入れちゃえます。また、保留自体が次の2つに分類されていて、レビューすることが保証されるので安心。
- 定期的にレビューするもの
- 特定の日にレビューするもの
前者は週次レビューの時に目を通す感じで、後者はカレンダーやリマインダーなどで決まった日に再度目を通すように仕掛けておけば良さそうです。
で、こんな感じに。特定の日にレビューするものは、今のところWunderlistのリマインド機能を使う予定です。
プロジェクトの整理は結構てきとーに
最後にプロジェクトに関するリスト。といっても2つしかありません。
- プラン
- 参考情報
プランリストには多分プロジェクトの一覧になりそう。Wunderlistはタスクごとにサブタスクやメモを書くことができるっぽいので、そこを使ってざっくりとプランを書き出しておくことになりそうな予感です。
プロジェクトに関連した行動自体は、次に取るべき行動リストの方に書くことにするので、ここには大まかなプランを書くだけになる予定。
プランを考える事自体は、今までどおりノートを使うことになると思います。Wunderlistの方は、考えた結果のメモ用としてのリストです。
参考情報はプロジェクトに関係しそうな情報の一覧(インデックス)になる予定。
どこでもいつでもアクセスできるのが行動を支援するシステムには大切
最後にiPhoneにもWunderlistを入れて同期。バッチリ同期されたので満足。iPhoneでも使えないと、タスクを参照したり、気になることをすぐにメモるのに不便ですから。
以上が今日やったこと。明日は昨日作ったやることリスト100をベースに、タスクを見極め・整理していきたいと思います。上手くまわってくれるといいなー(・∀・)
運用してみて気づいたことなどは、適宜ブログに書くことにします。
あわせてどうぞ。
GTD実践記の記事一覧
- 新年は目標じゃなくて「やることリスト100」を作って3割バッターを目指
- GTD熱が再び!:Wunderlistを使ってGTDを具体的な形にしてみた。
- GTDをほぼ忠実に実践したら、モヤモヤした現状が驚くほどスッキリと整理できた件。
- GTD実践メモ:「気になること」は”5つのパターン”に分類するときれいに整理できる。
参考図書
ひとつ上のGTD ストレスフリーの整理術 実践編 仕事というゲームと人生というビジネスに勝利する方法
- 作者: デビッド・アレン,田口元
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2010/11/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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GTDってなんじゃい、という方はこちら↓を。
- 作者: デビッド・アレン,田口元
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2008/12/24
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