これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

GDPが減るとどうなるの?

内閣府が16日に発表した2008年10―12月期の国民総生産(GDP)速報値は、物価変動を除いた実質で前期比3.3%減、年率換算で12.7%減となった。

なにやらGDPが戦後2番目の下げ幅を記録したとか。よろしくないニュースであることは分かるのだけど、具体的に生活に同影響するのかがよく分からない。過去の実績の記録だろうから、影響するというよりは既に影響があったのだろうけど。


http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/qe084/main1.pdfを読んでいると、

  • 内需がマイナス0.3%
  • 外需がマイナス3.0%

となっていて、輸出産業のダメージの大きさが数値にも出ているようなぁ、と。一方で、国内産業は印象ほどダメージを受けてないの?なんて素人なりに思ったりして。とはいえ、それぞれが全く関連してないとは思えないし、こういうのはどう見るのがいいんでしょうねぇ。


(追記)

生産された付加価値は全て誰かの所得となる。よって国内総生産は家計・企業・政府の所得合計と一致する。また、逆に考えれば所得は全て誰かの支出である。よって国内総生産は消費・投資・純輸出の合計と一致する。これを三面等価の原則とよぶ。

とあるので、つまりは10〜12月の家計・企業・政府の所得が大幅に減ったってことだよなぁ。それも主に輸出関連で減った、と。要はニュースなどで不況だ不況だと聞いていた内容が、数値として現れたって感じで理解しておけばいいのかしら。