新しいことに取り組むには、そのための時間を確保しなくてはならない。始めても続かないことはたくさんあるけど、その一因として、生活の中に無理やり突っ込んではみたが、疲労して辞めてしまった、というのもあるだろう。私の場合、例えば英語とか、あるいは英語や英語、または英語などがある。
無理なく変化していくためには、何かを止めて時間を空け*1、新しく取り組むことに時間を割り当てる。つまり、時間配分を決めなければならないのだ。
では、その時間配分。どうやって決めればいいのだろうか。それを考えてみた。以下のステップで行う。
- 現状の確認
- 投資時間の決定
- 割り当てる行動の決定
現状の確認
まずは今、どういう時間の使い方をしているのかを確認したい。
そこで、24時間バージョンの週間時間割をつくり、先週の時間の使い方を書き込んでみる。多分、2〜3週分振り返ることができればいいのだろうけど、流石に記憶が曖昧だろうし。
大まかに以下の3つに分けてみる。
- 消費の時間
- 仕事や食事、睡眠など、その時間を取らないわけにはいかないもの
- 投資の時間
- 勉強やセミナー、あるいは何らかの目的意識をもって使っている時間
- その他
- まったりしたり、ダラダラしたり、遊んだしている時間
それで、「その他」に分類された時間が何時間あるか合計してみる。
投資時間の決定
新しいことを始めたい場合、いま投資の時間に割り当てている何かを辞めるのでなければ、新たに時間を確保しなければならない。
消費の時間から捻出するのは、時間をかけた効率化が必要になるので、とりあえずは置いておく。で、真っ先に手を付けたいところが「その他」に分類された時間だ。
よっぽど仕事が忙しい時期か、既に投資の時間を多く取っている人でも無い限り、結構な時間が「その他」になっているはずだ。このうち、5%でもいいし、1時間でもいいので、新たに投資に回す時間量を決める。
で、例えば「週に1時間」を新たに確保すると決めたなら、「その他」に分類されている時間の過ごし方を振り返ってみて、1時間を捻出できそうなところを探す。まとまった1時間でもいいし、15分×4でもいいし、とにかく1時間だ。
多分、ここなら毎週コンスタントに確保できるぞ、ってところの方が習慣化しやすくていいと思う。
割り当てる行動の決定
既にやりたいことが決まっているなら、それをやればいい。
でも、特に目標もないし・・・という人なら、以下のどちらかにするといいのでは無いかと。
- 投資の時間を効率化するための勉強なり仕組み作り
- 新たな金銭的収入を得るための勉強なり副業なり
どちらも、生活において自分の自由にできるものを増やしてくれる。
消費の時間は必要なものではあるけど、必ずしも自分の意志で選択した時間というわけではない。だから、こうやって自由度を増やしていくことも、自分で自分の人生をコントロールするためには、あった方がいいんじゃなかろうか。
*1:既存の何かを効率化することで時間を空けることもできるけど、それには時間がかかるだろう