新年、あけましておめでとうございます。
昨年末は更新頻度が急激に低下してしまい、申し訳ありませんでした。
今年はなるべくちゃんと更新していこうと思います。
内容は、ブログのタイトルにあります通り、主に私の実践記録を載せていく予定です。
というわけで、今年第1弾の記事は、昨年後半から実践しているマインドマップを使った思考・目標・プランを俯瞰する方法です。
まずは、この画像をご覧ください。
マインドマップは基本的に自由な発想の下、思考を発散させるためのツールだと思いますが、ある程度の制約を加えることで、思考のフレームワークとしても使えます。
GTDのデビッド・アレン氏のマインドマップからヒントを得て、少々自分用にアレンジして使っています。
マインドマップの内容は次の通りです。
- 思考用の枝
- プロジェクト管理用の枝
- プロジェクトプランニング用の枝
- デイリープランニング用のミニマインドマップ
- アーカイブ用の枝
それぞれ、簡単に説明します。
思考を管理する
まず、思考用の枝を何に使うかというと、
- 頭に浮かんでくる気になっていること
について、ああでもないこうでもないと思考するために使っています。
といっても、このマップ上で思考内容を書いているわけではなく、このマップを起点として新しいマップを作成し、そちらに詳細を書くようにしています。
結果、この思考用の枝は「気になることの目次」のようになります。
目次をクリックすると、詳細を記入したマップが出てくるようになっています。
便利。
プロジェクトを管理する
プロジェクト管理用の枝を何に使うかというと、
- GTDでいうところのプロジェクトの管理
に使っています。
また、プロジェクトの優先順位を明確にするために、
- 重要
- まぁ重要&緊急
- まぁ重要
- そのうち
の4つに分類するようにしており、「重要」と「まぁ重要&緊急」に属するプロジェクトは1つだけにするようにしています。
残りは、「まぁ重要」か「そのうち」に分類されます。
当然、目先の行動のターゲットになるのは「重要」と「まぁ重要&緊急」に分類されたプロジェクトです。
優先度については、ちょくちょく入れ替えながら、その時にフォーカスすべきことの優先順位が高くなるようにしています。
目標を管理する
目標については、(大抵は「重要」に分類される)プロジェクトの一つとして考えています。
ただ、少し特殊なのは、目標から更に枝分かれして色々記入するようになっているところです。
- 究極の目標:目標は基本的に1年以内のものにしていますが、それだけだと大きなモチベーションを作りづらいので、この目標を達成すると最終的にどうなるのかという究極の目標を記入しています。
- 年間目標:1年以内に達成したい目標です。
- 具体的に欲しい結果:目標は具体的な程良いです。目標を達成することで得られる結果を、可能なかぎり具体的に書きます。イメージしやすいようにします。
- 期限:特に補足することもないですが、基本的に◯年◯月◯日と表記します。3月くらい、といった曖昧な表現は避けます。
- 目標を達成したと分かる瞬間:これはイメージングのためのです。何が起きた瞬間に目標を達成したことが分かりますか? その瞬間をイメージした時、ワクワクしますか? そんな感情面のチェックに使います。
- 3ヶ月目標:年間目標を3ヶ月後の中間目標にブレイクダウンします。毎日意識するのは、基本的にこちらの目標です。
- 信念と質問:年間目標を達成することができる人物は、一体、どんな考え方をしているのでしょうか? 目標を達成するためのマインドセットを持つために、どんな考え方を持っていて、日々、どんな質問を自問するのかを明確にしておきます。
ちなみに、この目標に関する内容は、自作のiPhoneアプリに登録して、どこでもすぐに確認できるようにしてあります。
プランニング
プランの枝では、3ヶ月の目標を達成するためのプランを作成します。
まず最初に考えるのは、3ヶ月先の目標を達成するために鍵となる、3つの重要な結果について考えます。
この3つをクリアすれば、概ね3ヶ月後の目標は達成できそうだ、というものを特定します。
そして、それを元に、
- 1ヶ月単位のマイルストーン
- 習慣にすべきこと
- 主なタスク
を洗い出していきます。
今回のマップには入れていませんが、今度、
- プランが失敗する原因
- 失敗した場合の代替プランの枝
を追加しようと思っています。
代替プランがあってこそ、プランは効果的なものになりますので。
デイリープラン
ここまでで計画は出来上がりましたが、日々の行動はまだ見えません。
それをデイリープランのミニマップで管理します。
リマインドの枝に、思いついたやるべきToDoを羅列しておき、毎日、プランの枝に振り分けるようにしています。
プランの枝では優先順位を管理できるようになっていて、基本的に上から順番に実行していくことになります。
ポイントは、最優先のToDoが「重要&緊急でない」になっていることです。
「重要&緊急でない」ことを最初に実行することで、目先の作業ばかり追いかけ続ける状況から抜け出すことができます。
アーカイブ
アーカイブの枝は、完了したプロジェクトや、見る必要が無くなった思考の枝、プランなどを放り込むところとして用意しました。
が、すぐに削除してしまうため、いらないかも・・・と最近思い始めました^^;
ツールについて
このマインドマップを作成するのに使っているのは
- XMind:http://jp.xmind.net/
というツールです。
他のマップへリンクを貼れたりと、とても便利な上にFreeで使えます。
オススメ。