これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

お金を稼ぎましょう

2年ほど前に会社を辞め、個人事業主としての生活が始まりました。
その間、自分なりの商品やサービスを作ってお金を稼いできた訳です。
そんで、WebサービスだろうとiPhoneアプリだろうと、はたまたセミナーやコンサル、コーチングだろうと、自分で作った商品・サービスを売る時、多くの人が「ある壁」を感じると思うんですね。


いったい、この商品の価格設定はどうすればいいんだろう…的な。


たぶん、背景には「お金を稼ぐこと=悪い、卑しい」的な刷り込みがあるんだと思います。
自分の望む価格設定にすると、避難されそうな気がするんですね。
結果、異様に低い価格設定をしてしまったり、無料でやってしまったり。


分からなくはないのですが、お金って、
稼ぐデメリットよりも稼がないデメリットの方が大きいと思うのです。
たとえば、稼ぎが十分にないと、

  • 生活が成り立たない
  • 自分の周りの人に何かしてあげる際、お金がネックになることが結構たくさんある
  • モチベーションが維持できずに質が低下する
  • 資金的な理由でサービスを継続的に提供できず、結果、お客様に迷惑をかけることになる
  • 余裕が無いので自分の好きな商品やサービスにお金を払えない

など。
詐欺的なのは論外にしても、それ相応の価値を提供できていると思うなら、それに相応しい価格設定をすれば良いと思うのですよ。
戦略的に上下させるってのは、あるかもしれないですけど。


あと、これが重要なんですが、商品やサービスの価値を決めるのはお客様なのですよね。
それも不特定多数の万人ではなく、ターゲットにしているお客様。
ターゲットを決めるということは、その人の財布事情も想定するし、解決したい悩み・叶えたい願望なんかも想定するわけです。
万人に満足してもらうのではなく、ターゲットとしている顧客に満足してもらうことを考えれば、自ずと価格設定も見えてくるもんではないでしょうか。


自分だけが犠牲になってはダメだし、お客様だけが犠牲になるのもダメ。
自分の、お客様の、そして自分の周りの人達の適度な幸せのためにも、ちゃんとお金を稼ぎましょう。