これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

人生を変えたい、良くしたい。でも希望が持てない。そんな悲しい状態にある方へ。

Q. 人生を良くしたいと思っているけど、気持ちがついてきません。
  希望を持つことができません。

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photo credit: mohammadali via photopin cc

人生を良くしたい、つまり今のままでは嫌だという思いと、これまで色々と頑張ってきたけど思うようにならなかった無力感との板挟みですよね。なかなか力も湧いてこないんだと思います。

多分、道は2つあります。どっちの道でもいいと思います。どっちを選んでも、人生が良くなるかもしれませんし、そうならないかもしれません。身も蓋もないですが、まぁ、人生ってそんなもんだと思います。

 

選択肢1:人生を良くしようなんて思わなくていい!

1つ目の道は、諦めちゃうことです。もっと肩の力を抜きましょう。

だって、気持ちがついてこれなくなるほど頑張ったのに、上手くいかなかった。それでもまだ諦めきれずに、この記事を読んでいるわけです。すごいなって思います。

でも、ちょっとくらいいい加減に生きても大丈夫です。さっきも書きましたが、人生が良くなるか悪くなるかって、よく分かんないもんです。

人事を尽くしても上手くいかないことがあるし、てきとーにやってるのに何故か上手くいっちゃうこともある。骨折しちゃって運が悪いと思っていたら、徴兵を免れて運が良かったね!なんてことわざ(人間万事塞翁が馬)もあるくらいですから。

人生なんてそんなもんだから、そもそも人生を良くしようなんて思わなくてもいいんですよ。それよりも、今の手持ちの札を使って、何ができると面白いかを考えてみると良いかもしれませんね。ちなにみ僕はこのタイプです。(・∀・)b

結果として何が得られるかよりも、いま何をしているかに関心がある人です。

 

選択肢2:人事を尽くして天命を待つ。

2つ目の道は、それでも諦めないって選択です。もう不屈の人ですね。きっとあなたの心は折れませんw そんなあなたにはマッチョなアドバイスを。

何かが上手くいくかどうかは、結構「運」です。つまり確率です。だから、チャレンジ回数が多ければ、その分、結果として上手くいく可能性が高くなります。まぁ、やらなきゃ何も始まらないってやつですか。で、運なのは仕方がないんですが、少しでも確率を上げられたらいいですよね、って話です。

確率を上げるためには、パフォーマンスに集中することです。直接成果を狙いにいくのではなく、こういうことができていたら成果が上がりそうだな、という「プロセス」を意識しましょう。

もしこの先、あなたが何かを反省することがあるとしたら、常にパフォーマンスを発揮できていたかどうかで振り返ってください。十分なパフォーマンスを発揮したのに結果が出なかった。これは、もう仕方ないです。運が無かったから、すっぱり諦めて次にいきましょう。

でも、もしパフォーマンスがいまいちだったなぁと思えるなら、それは改善すべき点です。人事を尽くせるところがあるのですから、まだ運任せにする段階ではないですよね。やれることがあるから、もうちょっとだけ頑張ってみましょう。

 

どっちの道を選んでも大丈夫です。繰り返しますが、人生がどうなるかなんて分からないです。だから、まぁ、楽しく歩けそうだなぁって思える道を選ぶと良いと思いますよ。