行動分析学を学ぶ本としては、かなりのオススメの本。それが奥田健次先生の「メリットの法則」です。いまABA-LABO(行動分析学事例研究会)というグループで、読書会を始めたのですが、その第1弾として採用したのがこの本です。
メリットの法則の良い所は、タイトルに「実践編」とあるように行動分析学を実践したいと考えている人にとって、そのためのヒントが満載なところです。個人的には
- 行動の原因を認識するには、過去・現在・未来という通常の時系列に沿った考えから脱却しなければならない
- 行動が持つ機能を4つに分類する考え方(モノ活動・注目・回避・感覚)
- 阻止という動機による行動がもたらす体験は、僕たちを生きがいから遠ざける
といったあたりが、かなり面白かったです。
メリットの法則――行動分析学・実践編 (集英社新書)
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奥田 健次
集英社 (2012-11-16)
売り上げランキング: 3,034
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8/7に1回目の読書会を開きましたが、その時は第1章のみを取り上げました。
その模様を撮影した動画とレジメ(PDF)を公開しますので、もし行動分析学にご興味があればご覧ください!
ABA-LABO(行動分析学事例研究会)主催 『メリットの法則』読書会1 - YouTube
レジメはこちらからダウンロードできます。
もし興味があって参加してみたいということでしたら、まずはFacebookのグループにご招待しますので、気軽にコメントなりを残していってください。