これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

ダイエットや運動のモチベーションをアップさせる3つのステップ

Q. ダイエットや運動のモチベーションをアップさせるには?

f:id:h-yano:20131121220120j:plain

photo credit: J. Chris Vaughan via photopin cc

ダイエット。繁栄を手にした人類にとって永遠の課題じゃないかと思ってしまう僕がいます(・∀・)

さて、ダイエットや運動ってのは、上手くできない人にとってはモチベーションを上げる、あるいは維持するのがとても難しい問題です。なぜかというと、すぐに効果が現れなくても一定の行動を継続しなければならないからです。

成果が無いのに行動を継続する必要がある。ダイエットに限らず、このパターンが要求されるものは常に僕たちを悩ませてくれますよね。

 

モチベーションが高いってどういうことだろう?

少しモチベーションというものについて考えてみましょう。コトバンクで検索してみると、モチベーションとは、「一定の目標の為に行動し、それを維持させる働き」のことらしいです。

では、モチベーションが高いとはどういうことでしょうか?おそらく、目標に向かう行動に積極的であるとか、目標を達成するまで続けている状態のことを言うのでしょう。

例えば、僕がとてもお腹が空いているとしましょう。そうすると、僕は何か食べるものを手に入れようとしますし、手に入れるまでその行動を止めることはないですね。飢えてしまいますから、どうあっても食べ物を確保しなくてはなりません。とてもモチベーションが高い状態ですw

 

とすると問題は、ダイエットや運動を続けられない人にとって、「お腹が空いた」に該当する状態を作れないため、モチベーションが高くならないのだと思います。

ダイエットや運動に関して最もモチベーションが高い状態とは、ダイエットならダイエットの目標を達成するまでにやると決めた「行動」を、「どうあってもやらざるを得ない」って状態に置かれていることを指します。どうあっても、やらざるを得ない。やるしかない。モチベーションが高いとは、そういうことです。

 

モチベーションをアップさせる3つのステップ

というわけで僕からの提案は、約束と記録と公開です。この3つを使えば、少なくとも今よりも「行動をやらざるを得ない」状態にはなります。

その前に目標について明確にしておきましょう。

ダイエットでも運動でも、何故モチベーションを上げたいのでしょうか?きっと、欲しい成果があるんだと思います。ダイエットを完遂できたらこうなるよね!とか、このままだと病気になっちゃう!とか。

まずはそこを明確にして、本当にどうしてもやらなければならないのかを確認して下さい。でないと次のステップがキツイです。その上で、約束と記録と公開です。

 

ステップ1.約束

目標を達成するために「どんな行動を、どんな頻度で、いつまで続けるか」について約束をします。あわせて、約束を守れなかった場合のペナルティも約束します。約束する相手は、あなたが約束を守れなかった場合に、ペナルティの実行を確実に保証してくれる相手がいいでしょう。

ちなみにご褒美も約束にいれて構いませんが、通常は成果を達成することがご褒美になると思いますので、僕は基本的に不要だと考えています。

 

ステップ2.記録

行動と成果に関する記録を取るようにします。行動の記録はやったかどうかの記録、成果に関する記録はダイエットであれば体重や体脂肪、ウェストのサイズ等です。記録を取ることは変化を可視化しますので、モチベーションへの刺激になります。

 

ステップ3.公開

約束と記録を公開します。特に約束をした相手がチェックできる場所に公開するといいですね。ダイエットを上手くやり遂げる人の中には、ブログでダイエット過程を公開している方もいるようです。人の目があるってのは、僕たちにとってモチベーションアップの要因となります。

 

この3つをやれば、継続できる可能性はとても高くなると思いますよ!(大変だけど)